全無茶振り回解説の第二弾です。
無茶振り回の面白さはこの辺からさらにヒートアップしてる気がします。
私が思うに、これまでの無茶振りは有田さんの質問(フリ)上田さんの回答(ボケ)という流れなのですが、この辺りから上田さんが有田さんの質問を待たずにボケにボケを重ねていくスタイルになり、最初の有田さんのフリ以降は上田さん主体で無茶振りが進むため、テンポがよくなり、結果面白さが倍増していると感じます
(第55回)上田晋也、甲子園に出場 オススメ度★★★★
当時36歳の上田晋也が三重高校の選手として潜り込み甲子園のマウンドへ上がります。
まず代走で出場するもホームスチール失敗、打者としてシングルヒットを打つも果敢に二塁を狙い、またもアウト。
投手としては初球をホームランにされ、次の打者もフォアボールでランナーを背負うも
得意の牽制球でアウトを稼ぐも、一番バッターに足で撹乱された結果、牽制球を暴投しもう一点を失うなど投打に暴走。
無茶振り回の転換期だと思います。というのもこの回は無茶振り回では初のストーリー仕立てなのです。これにより無茶振りに奥行きが生まれる上、リスナーの想像力が更に広がります。
(第60回)上田晋也、プロ野球ドラフト会議で一位指名される オススメ度★★★★
予備校時代に3球団から1位指名されていた上田晋也。しかし大学進学のためプロを断念。ちなみに数日前のドラフトでも横浜に6位指名されたという。
この回では球団スカウトからの挨拶、契約金や年俸、ドラフト指名された時の様子を語っているのですが、何故かメインとなるのは指名後の胴上げシーン。
ドラフト会議の胴上げシーンというのは本来どうでもいい場面だと思うのですが、
その部分をフィーチャーするのが、生放送で無茶振りやってる感じがあって好きです。
ちなみに上田さんのポジションは投手以外どこでも守れるらしく契約金は8000万円
「ウエダノジナンボウ」といえばお馴染みの無茶振りの中でも屈指の人気回ではないでしょうか。
二回目の競馬無茶振りですが今回はプレーヤーのようです。
しかし上田さんは騎手では無く、「出走馬」としてレースを走ります。
3000メートルという長い距離のため本人はキツイと言っていましたが・・・。
なんと2着でゴールしてしまいます。
しかし審議の結果「競馬に人間が走るのはおかしい」との見解により失格になりました。
この回のハイライトは上田さんが走る際の登録した馬名、「ウエダノジナンボウ」ですよね。
言葉の響きだけで言えば馬名っぽさがかなりあるのですが、意味を考えるととてもくだらない。
有田さん「なんで親父中心の名前なんだよ」「親父も名馬だったみたいな雰囲気してるけど」
(第69回)上田晋也、Wiiを買い占める オススメ度★★★★★
有楽町のビックカメラで当時売り切れ続出の「Wii」1500台を買い占めるも、その直後にパレード的なものを開き集まった人に2000円で売った上田さん。上田さんなりの転売対策らしい。しかし自分で遊ぶ分のWiiも売ってしまったため困っているという。
珍しく良い話で収まった回。
ちなみにWiiを欲しい大勢の子どもが上田さんを追いかけてきたという話をしている時に
「ロッキーが商店街で着いてくるような感じ」と『ロッキーの撮影』ツッコミも聴けます!
(第77回)すっぽん料理店「うえっぽん」をオープン オススメ度★★★★
こっそりお店をオープンしていた上田さん、その名も「うえっぽん」すっぽん料理のお店とのこと。
無茶振り回というのは基本上田さんのノープランなボケが多発します(無茶振りなので当然といえば当然ですが・・・。)
が、この回では特にそのノープランボケが多い気がします。つまり上田さんもかなり追い込まれていたのだと思います。
「無茶振りはこの番組の生理」と上田さんは言ってましたが、実はこの回で出た発言であり、この頃にはくりぃむANNの人気コーナーだと言うことは上田さんも感じており、多少なりとも無茶振りのハードルも上がっていたために追い込まれてたのだと感じました。
ちなみに「うえっぽん」の一番のオススメはオックステールスープ、すっぽんを使ったティラミスやシャーベット、すっぽん鍋がほぼキムチ鍋、「和食屋と捉えてもらってもかまわんよ」