有田哲平の狂気のボケ回 第108回

有田哲平は何でも出来るオールラウンダー芸人バナナマン/設楽統

「(脱力タイムズに出演する際は)自分のお笑い能力を測られている感覚」品川庄司/品川祐

オールナイトニッポンはお前(有田)のお遊戯の場だと思ってる」上田晋也

 

1、有田哲平はお笑いサイボーグ

とにかく有田哲平はすごいと思います。

当然のように笑いをとってるのは勿論、ゲストの俳優やアイドルの方をきちんとウケるような丁寧なフリをきちんとしているし(しゃべくり007や今夜はナゾトレで毎週見れますね。)

きっと笑いのパターンが何百通りもあるのでしょうね。

 

自身の番組では企画、演出を行い、番組を作る側としても評価されていて(アメトーーク「バラエティ観るの大好き芸人」でたくさん褒められてました)製作者としての能力も抜群(X-GUN

 
なによりくりぃむANNリスナーならば有田哲平トークには絶大な信頼感があったと思います。
「しました。」
「バリバリ揉めばいいでしょ!」
「岡田師匠、ビーナスフォート
私が特に好きな有田哲平のフリートークですが、何度でも聞きたくなる魅力のあるものばかり。
くりぃむANNのopトークといえばムチャブリやスターダストナイトが有名だが、私のように有田のフリートークを楽しみにしていた者は多いと思うしフリートークに関して言えば、上田晋也より分があったと感じます。
 
2、ネジが外れたお笑いサイボーグ
 
つまり有田哲平は、笑いに対する全ての能力がトップクラスなのです。
 
が、
そんな有田哲平が、スーパーコンピュータのような有田哲平支離滅裂なトークをすることがあるのが「くりぃむANN」なのです。
フリもオチも関係無く、内容も無い、でもそんな有田哲平も最高に面白い。
 
それを1番味わえるのが第108回です。
 
3、問題の第108回
 
身の回りで起きたテンションの下がった瞬間を募集するコーナーで
 
「公園で子どもが転び、泣き出してしまった。
それを見た母親が「そんなのかんけえねえ!」と言ってあやしていて、テンションが下がった」
 
というハガキ。
 
それに対し上田晋也は別にテンション下がらないと否定します。
 
しかし有田哲平は、
 
「実は転んだ子どもは当たりどころが悪く、骨が剥き出しになり、母親には血しぶきが飛んでいた。
さらにその子どもの後ろには、日本刀を持った人間が近づき、その子どもを切ろうとしている
そんな状況の中、子どもをあやしている母親の心境を考えるとテンションが下がる。」
 
 
 
???ってなりますよね
 
 
 
勿論、そのハガキには骨がむき出しになったり血が出たり、日本刀を持った人物(?)
は登場しません。
 
訳の分からなさはこの際置いとくとして、
 
なぜ有田哲平はこの話をこんなにも残虐さと恐怖を入れたのか。
 
有田哲平は実は狂気で残虐な人間なのかもしれません。
 
有田哲平の残虐性で思い浮かんだのが第42回のオープニングトーク
 
「飛ばすのを楽しみにしていたラジコンヘリが、飛ばす直前に強風でプロペラが折れて遊ぶ前に壊れた、その場に誰かいたら〇してたかもしれない」
 
と言っていました。
 
勿論トークなのでほぼ冗談なことは間違いないですが、冗談でもそんなことを言えるのはやはりそうなのかも。
 
2017年にTBSで放送されていた連続ドラマ「わにとかげぎす」で主人公を演じた有田哲平。なかなかに狂気のあるキャラクターでしたが、有田さんにとても合っていたと感じていました。そういう役で映画とかやったら当たりそうだなあ。見たいなあ。
 
それこそ藤原竜也みたいな役。